図面の右下に図面番号があるのはお気づきでしょうか。
この素面番号の手前に「A-000」「M-000」といった具合に表示されているアルファベットが意味について触れたいと思います。
図面の右下に図面番号とはこれのこと。
この図面番号のアルファベット表記については、厳密にいうと基準はあるけど決まりははない。という程度にルールがあります。
まさに諸経費の話と同じような感じになっています。
諸経費の話はこちらから。
なので、既に施主になられている方で図面を見たことがある方はもちろん、まだ建築の図面を見たことが無い方は右下にこんな番号があるんだということを参考にしてもれるといいかなと思います。
ざっくりですが、アルファベットの意味はこんな感じになっています。
A→建築意匠図(デザインなど見た目の部分)
S→建築構造図(構造など目に見えない部分)
M→機械設備工事(水回り、空調など)
E→電気設備工事(配線、証明、コンセントなど)
あくまで一例なのでもっと細分化していたりを、違う表記を使うケースもあります。
あくまで一例になります。
タマホームで私がもらった図面では、構造図といって「S-000」で表記してよさそうな図面も「A-000」でまとめられていました。
メーカーに属さない設計事務所などで作成された図面だとしっかり区分されているのではないでしょうか。
「いしょう」や「こうぞう」って何だろうと思ったことはありませんか。
「意匠」とは・・・設計をする場合にデザインのことを「いしょう」といいます。
「構造」とは・・・強度など家のつくりや仕組みの部分を「こうぞう」といいます。
大きい設計事務所などになると意匠担当、構造担当などすべて担当が分かれていているような場合もあったり、小さな事務所だと意匠は自分でやるけど構造は外注したりといった分業で対応することが多いです。
これを覚えると見たい図面を早く探せるようになるかもしれません。
逆にいうとそれ以上でもそれ以下でもありませんが・・。
以前書いた諸経費の話と同じように知っていても損はない程度に参考にしてみてください。
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