2018年10月30日投稿 → 2019年08月25日更新

tamahome 壁紙 クロス

今回は壁紙について書きます。

壁紙はクロスなんて表現もされますが、基本的には同じものだと思っていただいて大丈夫です。

前回記事はこちらからどうぞ。


◇◇ もくじ ◇◇ 

■壁紙(クロス)の役割
■壁紙(クロス)の施工(下地処理)
■我が家の施工の様子
■壁紙(クロス)の話まとめ



壁紙(クロス)の役割を考えると一番は、「見た目」などのデザイン性の面を想像すると思います。

もちろん正解なのですが、そのほかにも壁紙の役割はいくつかあって防湿、調湿、抗菌などの衛生面、壁面保護などの性能など意外と多くの意味を持っています。

もっとも空調や換気設備の充実した現在では防湿、調湿といった役割は不要になっている場合が多く、壁紙(クロス)の素材もビニル系のものが大半を占めているので「見た目」などのデザイン性重視で選択して問題無いかと思います。

また、それ以外の面では掃除のしやすさや耐水性能などは、壁紙(クロス)ごとに異なるので選択の際には気にしてみるといいかもしれません。



では、壁紙の施工の話についてですが、壁紙を貼る前に下地となっているプラスターボード(石膏ボード)の凹凸を平らにするためにパテで下地処理が行われます。

シーラー処理などとも言われます。

この壁紙(クロス)の下地処理で壁紙の仕上がりがきまるといっても過言ではないくらい重要なポイントになります。

よく壁紙にネジや釘の凹凸や継ぎ目が浮き上がってみえるような場合にはこの下地処理に問題がある場合が多いです。

下地処理はこんな感じになりますが味方によっては、なんか壁を汚しているようにも見えてしまう感じです。



DSC05366
我が家の施工写真です。

この白い部分が、凹凸をパテ埋めした証になります。

これを繰り返しになりますが、これをしっかりやらないと接着面が不規則になり、浮きや剥がれやシワの原因になります。

作業的には、簡単そうに見えてデリケートな作業工程になりますし、職人さんの性格が出やすいような気がします。

チェックポイント

チェックポイントですが、特に壁紙(クロス)施工時の温度や湿度などは、壁紙(クロス)を貼る時に使う糊やクロスの伸縮に影響します。

なかなか見極めるのは難しいですが参考までにポイントを挙げておきます。

・下地処理が平ら(平滑)になっているか。
・処理のやり残しがないか。
・壁紙(クロス)を貼る時の気温


こんな感じですが、正直数値を抑えるのは難しいのであくまで参考です。

下地と壁紙が貼られた部分が両方確認できる写真がありました。
DSC05365
なんとなくイメージはつかんでいただけると思います。

ちなみに我が家の壁紙は、シンコールのLPSのシリーズです。(タマホームではサンゲツなども使えます。)

色使いは、アクセントクロスとして1面だけ色を変えたりして何色か使いました。

シンコールはHPで着せ替えシミュレーションができますのでイメージを掴むにはおすすめです。
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この壁紙ですが、我が家の施工は正直あまり上手ではありませんでした・・・。

手直しも対応していただいたり、施工不良でもない状況だけどいまいち下手な感じでなんとも言い難い感じでした。

でもまぁ、全ての工程で業者さんに恵まれるなんてことはないことは承知したうえで「まぁ、いっか」って感じです。

器用なひとだとセルフリフォームでDIYしてしまう人もいるので、将来的に何か考えようかと思います。

ということで我が家の壁紙(クロス)の話でした。



では、よい家づくりを。



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壁のプラスターボードの話も過去に記事にしていますので、よろしければこちらからどうぞ。