シロアリを自ら寄せ付けてしまう可能性のある外構や敷地外の植栽などとシロアリの関係について書いていきます。
シロアリは防ごうとしても防げないケースがあると思います。
半面、意図せず知らず知らずのうちにシロアリの好む環境を自ら作ってしまっているケースもあるのをご存知ですか。
それがどんなケースなのかを今回簡単に紹介してみたいと思います。
家の周りに枯れ木や切り株などが放置されていることはありませんか。
この場合シロアリが住み着く絶好の環境が整っている場合があってこれが家の近くにあると知らないうちに家にまで進入してきます。
やはり枯れ木などはしっかり清掃してキレイな環境を作っておくことが大事になると思います。
外構などで古い枕木などの木材を使っていたりしてアリが巣を作っているようなことがあったら速やかに対応したほうがいいかもしれません。
自分の家の敷地外の環境にも注意が必要です。
例えばシロアリは基本的にかれた樹木を食べますが、まれに活きている樹木(植栽)も場合によっては食害します。
また元気に活きているよう見える樹木(植栽)でも一部が枯れていたり、折れた枝葉などが餌場になってしまうこともあります。
またシロアリはほとんどの樹種を食害しますが、なかでもクルミや栗、桜、樫などは好んで食害するそうです。
白樺なども同様で、甘い樹液が出るような植栽の近くは全般にシロアリが住み着きやすい環境になります。
※メシ通さんからお借りしました。
白樺などは、こうやってシロップが採れるくらいアリの好む甘い樹液を出します。
また住宅がシロアリ被害にあうことを考えると杉は食害に遭い易いことは想像できると思いますが、そのほかにも和風の家に多い松の木なども実はシロアリの巣になりやすい木のひとつになっています。
そのほか桜や栗なども好まれるので、記念樹として率先して植樹したりする場合もあって比較的家の近くにあることが多いので、管理されていない状態の場合には注意が必要です。
シロアリを完全に防ぐことはできませんが、少なくとも知らず知らずのうちに自分でシロアリの好む環境を作るような状況だけでも避けたいところです。
知らなかったという人がいたら是非自分の家と外構の植栽やその周りの環境にも注意してみてください。
できる対策は少しずつでも可能な限り実践して長く家を保全していけるとベストだと思います。
また住宅の防蟻剤なども定期的な処理が必要ですので忘れずにおこないましょう。
では、良い家づくりを。
よろしければポチッとお願いします。
にほんブログ村
タマホーム(一戸建)ランキング
コメント