2018年09月27日投稿 → 2019年07月10日更新
今回は、直接的には家の話ではなくなってしまいますが、我が家の建築備忘録として上水道の引き込み工事について書きたいと思います。
前回の記事は、こちらになります。
上水道の引き込み工事とは、自治体毎に許可された指定工事業者が、上水道管から各家庭用に水道管を取り出し(枝管を付けて取り出す)して、メーターの部分までの設置を行うことです。
自身がマイホームを建てた時は、タマホームの基本パッケージの中には、上水道引き込み工事は入っておらず、水道メーターより家側の屋外の給水設備と立ち水栓のところまでが契約に入っていました。
なので、水道の引き込みは、タマホームの契約には入れず、別工事として地元の水道指定業者さんに見積もりを依頼して業者さんを決めました。 ※価格は後述します。
そして、引き込み工事については、タマホームの工事の邪魔にならないように現場代理人さんと打ち合わせをして、タマホームの工事が休みになる日を狙って水道工事をお願いしました。
また、水道管を繋ぐ位置や工事日などタマホームの行う屋外給排水工事との連携も必要なので事前に計画をしっかり確認して着工しました。
ちなみに引き込み工事自体は、事前の役所への申請手続きを経た後になります。
現場の作業としては、約半日で終了しました。

こんな感じで取り出ししていました。
左側に見える太い管が自治体の管理する上水道管です。

こんな感じで、水道メーターまでの工事を依頼しました。
実際に要した給水工事の価格は以下のとおりです。

税込み94,500円です。(消費税5%の時です。)
引き込んだ延長は、約8m強です。
内訳を見てもらうとわかると思いますが、長さが違っても数千円の差なので長ければ長いほどm単価は安くなるでしょう。
ちょっとみにくいかもしれませんが内訳になります。

我が家は、管径が13mmのものを採用しました。
ちなみに工事費のほかに水道加入金として84,000円を地元の自治体に支払っています。
水道加入金は、自治体によって名称や金額に差がありますので、それぞれで調べて確認しておく必要があります。
簡単になりましたが、以上が我が家の水道引き込み工事の話でした。
いつも余談的な話になりますが、なぜ水道引き込み工事をタマホーム経由で依頼しないで、個別に別発注したのかについて触れておきたいと思います。
水道引き込み工事だけに簡単に限った話ではないのですが、個人的にタマホームの基本プランに入っていない工事は可能な限り別発注で地元の業者さんの工事にしています。
なぜ、そうするのかというと、理由は2つあります。
タマホームの下請けでなく地元業者に元請けとして工事を依頼した方が相対的に安いケースが多いからというのが一つの理由です。
タマホームの仕入れた材料で施工する家の本体工事部分については、スケールメリットを活かした大量発注、大量仕入れ(薄利多売)によって価格的にはどうやっても地元業者には同じ廉価での工事は実現できません。
ただし、水道工事など自治体指定の水道メーターや量水ボックスなどを使う場合には、その原理が働きませんのでタマホームが手配するとその工事にその分のマージンが上乗せされる形になって割高になります。
以前の記事で別のケースで価格の決まり方について書いていますが、ニュアンスがつかめて頂けると思いますので参考に読んでみてください。
地元の自治体から補助金が出るからです。
全国的に多くの自治体で人口対策や地域活性化の観点から移住定住対策などをやっていて、一般住宅の新築やリフォームに補助金を出す自治体が増えています。
ちょうど我が家の所在する自治体では、住宅の新築や改修に補助金が出るようになっていました。
ただし、条件が地元業者さんで工事をした場合に限られていました。
なので、コストパフォーマンス重視で主要な工事はタマホームでお願いして、それ以外を個人的に地元業者などに頼むという分離発注を行いました。
水道引き込み工事については、各自治体が指定した水道の指定業者さんでの工事になると思います。(例外も一部あります。)
また、メーターまでの引き込み工事を施主が負担して自治体に寄付して管理してもらうパターンや自治体の負担で引き込み工事までを行ってくれる自治体もあったりとルールがそれぞれ違ってきますので、それぞれ工事予定の地元自治体に確認することをおすすめします。
また、水道管の太さなどによって加入金も自治体ごとに金額差があるので確認しておきましょう。
また補助金の話については、自治体によって補助金の補助額(率)や条件によって有利、不利がありますので一律にこの方法が良い訳ではありませんので、補助率や補助条件などをそれぞれでよく確認してください。
条件によっては、水道工事は補助金の対象にならないこともあります。
あくまでルールは自治体ごとの裁量によって決められますので注意してください。
以上が我が家の上水引き込み工事の話でした。
では、よい家づくりを。
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今回は、直接的には家の話ではなくなってしまいますが、我が家の建築備忘録として上水道の引き込み工事について書きたいと思います。
前回の記事は、こちらになります。
上水道の引き込み工事とは、自治体毎に許可された指定工事業者が、上水道管から各家庭用に水道管を取り出し(枝管を付けて取り出す)して、メーターの部分までの設置を行うことです。
自身がマイホームを建てた時は、タマホームの基本パッケージの中には、上水道引き込み工事は入っておらず、水道メーターより家側の屋外の給水設備と立ち水栓のところまでが契約に入っていました。
なので、水道の引き込みは、タマホームの契約には入れず、別工事として地元の水道指定業者さんに見積もりを依頼して業者さんを決めました。 ※価格は後述します。
そして、引き込み工事については、タマホームの工事の邪魔にならないように現場代理人さんと打ち合わせをして、タマホームの工事が休みになる日を狙って水道工事をお願いしました。
また、水道管を繋ぐ位置や工事日などタマホームの行う屋外給排水工事との連携も必要なので事前に計画をしっかり確認して着工しました。
ちなみに引き込み工事自体は、事前の役所への申請手続きを経た後になります。
現場の作業としては、約半日で終了しました。

こんな感じで取り出ししていました。
左側に見える太い管が自治体の管理する上水道管です。

こんな感じで、水道メーターまでの工事を依頼しました。
実際に要した給水工事の価格は以下のとおりです。

税込み94,500円です。(消費税5%の時です。)
引き込んだ延長は、約8m強です。
内訳を見てもらうとわかると思いますが、長さが違っても数千円の差なので長ければ長いほどm単価は安くなるでしょう。
ちょっとみにくいかもしれませんが内訳になります。

我が家は、管径が13mmのものを採用しました。
ちなみに工事費のほかに水道加入金として84,000円を地元の自治体に支払っています。
水道加入金は、自治体によって名称や金額に差がありますので、それぞれで調べて確認しておく必要があります。
簡単になりましたが、以上が我が家の水道引き込み工事の話でした。
いつも余談的な話になりますが、なぜ水道引き込み工事をタマホーム経由で依頼しないで、個別に別発注したのかについて触れておきたいと思います。
水道引き込み工事だけに簡単に限った話ではないのですが、個人的にタマホームの基本プランに入っていない工事は可能な限り別発注で地元の業者さんの工事にしています。
なぜ、そうするのかというと、理由は2つあります。
理由その1
タマホームの下請けでなく地元業者に元請けとして工事を依頼した方が相対的に安いケースが多いからというのが一つの理由です。
タマホームの仕入れた材料で施工する家の本体工事部分については、スケールメリットを活かした大量発注、大量仕入れ(薄利多売)によって価格的にはどうやっても地元業者には同じ廉価での工事は実現できません。
ただし、水道工事など自治体指定の水道メーターや量水ボックスなどを使う場合には、その原理が働きませんのでタマホームが手配するとその工事にその分のマージンが上乗せされる形になって割高になります。
以前の記事で別のケースで価格の決まり方について書いていますが、ニュアンスがつかめて頂けると思いますので参考に読んでみてください。
理由その2
地元の自治体から補助金が出るからです。
全国的に多くの自治体で人口対策や地域活性化の観点から移住定住対策などをやっていて、一般住宅の新築やリフォームに補助金を出す自治体が増えています。
ちょうど我が家の所在する自治体では、住宅の新築や改修に補助金が出るようになっていました。
ただし、条件が地元業者さんで工事をした場合に限られていました。
なので、コストパフォーマンス重視で主要な工事はタマホームでお願いして、それ以外を個人的に地元業者などに頼むという分離発注を行いました。
水道引き込み工事については、各自治体が指定した水道の指定業者さんでの工事になると思います。(例外も一部あります。)
また、メーターまでの引き込み工事を施主が負担して自治体に寄付して管理してもらうパターンや自治体の負担で引き込み工事までを行ってくれる自治体もあったりとルールがそれぞれ違ってきますので、それぞれ工事予定の地元自治体に確認することをおすすめします。
また、水道管の太さなどによって加入金も自治体ごとに金額差があるので確認しておきましょう。
また補助金の話については、自治体によって補助金の補助額(率)や条件によって有利、不利がありますので一律にこの方法が良い訳ではありませんので、補助率や補助条件などをそれぞれでよく確認してください。
条件によっては、水道工事は補助金の対象にならないこともあります。
あくまでルールは自治体ごとの裁量によって決められますので注意してください。
以上が我が家の上水引き込み工事の話でした。
では、よい家づくりを。
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