いつもお読み頂きありがとうございます。

今回は以前、当ブログ宛てに質問を頂いた内容について書き留めておきたいと思います。

◆◆ 目 次 ◆◆
■質問の内容(要旨)について
■フロアタイルとクッションフロア
■筆者の見解
■メンテナンス方法を確認しておこう


フロアタイル


■質問の内容(要旨)について


質問とその理由は以下のとおりです。

【質問】
・洗面脱衣所とトイレの床をクッションフロアにするかフロアタイルにするかで迷っている。

【理由】
・デザインはフロアタイルの方が好きであるが、フロアタイルは継ぎ目があるため、クッションフロアより防水性が劣るのではないか。

・継ぎ目から水が入ってしまった場合、タイルの下にまで水が入り込んだりカビやすくなったりということはあるか。

という内容でした。


■フロアタイルとクッションフロア


フロアタイルは、その種類やデザインが豊富で、施工性のよい床材ですね。

素材は、いくつか種類ありますが、一般住宅などでは塩化ビニル系のものが多く使われています。

30cmくらいの正方形の材料を敷き合わせて施工していくので個人的には、クッションフロアよりデザイン面でのバリュエーションが豊富に出せるので、自分のこだわりを表現しやすいのかなぁと思われます。

価格はピンキリなので一概には言えないのですが、平均するとクッションフロアより高くなるかもしれません。


一方クッションフロアは、一枚のシートを敷き込んでいくので目地が少なく水廻りに多く使われているイメージです。

こちらも塩化ビニル系のものが多く使われていて、デザインの選択はそのシートの柄(模様)を選ぶ感じになります。

wc22
これは、タマホーム札幌支店の展示場のトイレです。

床材をよく確認しなかったのですが、恐らくフロアタイルです。

過去記事です。


■筆者の見解


筆者の見解は、ずばり質問者様の希望のとおりフロアタイルでいいと思っています。

理由は、

・トイレは来客など不特定多数の人が多く使う可能性があるります。(特に1階のトイレなど)

・人に見られる事を想定することも大事ですし、見る側もオシャレなトイレは気持ちよく使えます。

・また、見られる側も「見られる」という意識が働く方が、掃除などのメンテナンスに気を配ります。


という感じです。

質問者様の心配されているフロアタイルの弱点ですが、フロアタイルも水廻り用など用途別に仕様が定められていますので、そこまで弱点として心配する必要がないというのが自身の見解です。

また、クッションフロアの方が水廻りに強いのは事実ですが、クッションフロアも結局は継ぎ目があるため、水の侵入は考えられます。

それと、クッションフロアの弱点として製品にもよりますが、全体的にフロアタイルよりヘコミやすい、破れやすいといった特徴があります。

ちなみに我が家の脱衣所はクッションフロアです。

過去記事です。


そしてトイレはタイル風のビニルシートです。
wc11


■メンテナンス方法を確認しておこう


色々とまとまらない書き方になりましたが、フロアタイルもクッションフロアも仕様に合ったものが、しっかりと施工されていれば、あとは使っている人の日頃のメンテナンスに大きく由来します。

脱衣所やトイレが濡れたり汚れたりしていたらすぐ拭き取るなどのコマメな取り組みが大事かなぁと思います。

また、掃除の方法や使っていい洗剤やダメな洗剤などに指定がある場合がありますので、確認しておきましょう。


では、よい家づくりを。