その3で終わりにしようとしていた間取りの話なのですが、ちょっともうひとつ書いておきたいことがあったのでその4として書きます。
前回の記事はこちらから。
直接部屋の位置とかといった間取りの話ではないのですが、我が家は周辺の家と比べると立地的に冬の朝日があたるのが1時間くらい遅く(少なく)なってしまいます。
(ちなみに春から夏にかけては太陽の昇る角度や時間などから山の影響は受けないので全く問題ありません。)
実家の横に建てるにあたって、その冬場の日当たりが悪いのを承知していましたので、それを含めて間取りの検討をしました。
日当たりが悪くなる原因としては我が家の南東の位置に小さい山があること。
そしてその山の尾根にかなりお堂があってご神木のような大きな高木があることが原因です。
なので伐採することは期待できないし、あらかじめ間取りの計画段階で日当たりが悪いことを想定しておきました。
朝日や午前中早い時間帯に陽の光を取り込むのには南東のスペースが向いています。
なので我が家のように南東の日当たりが悪くなる冬場にLD(リビングとダイニング)の自然光を少しでも早く取り入れるためサイズが大きい掃き出しタイプの窓を付けています。
なのでLDスペースだけで見ると窓の配置が南東側に偏って配置されています。
言い方を変えるとバランスが悪いです。
LDだけで見ると構造的には「つり合い」が悪い(良くない)状態でもあります。
ちょっとマニアックな話としては、「つり合い」が悪さは家全体として数値的なバランスをとっていていますので一見問題無いはずなのですが、こればかりは家具や季節(積雪)など不確定要素も含めて影響なども受けるかもしれないので答え合わせはその時になってからということになるような気がしています。
あくまで数値的には問題ないという話です。
日射などの状況や人通りなど間取りの検討には内部だけでなく外部の影響も考慮して検討しておく必要があります。
土地を探している状況であれば、天気の良い日に見に行くのも良いですが、あえて激しい雨の降る日に見に行くことも大事です。(危険な時はダメです。)
水はけなど排水の状況や用水路の位置、車道の水撥ねなども考慮する必要があることもあります。
土地や建売や中古住宅などを探している方、雨の日はチャンスだと思って見に行って下さい!
— 三級うんちく士@マイホーム・家づくりのブログ建築中! (@tamatamatahome) July 4, 2019
雨水の流れ方が分かったり、普段は水の無い河川が溢れそうになっていたり、道路が浸水していたり、普段は見られない土地のロケーションや特性が発見出来るかも
でも危険な時はダメですよ!#土地探し #物件探し
たびたびこんな感じでつぶやいたりもしています。
いずれにしても、そんなことも含め色々と踏まえると間取りに取り込んでおくべき情報が見えやすくなるかもしれません。
ということで、間取りで配慮したことを4回にわたってお伝えしてきました。
その1の最初の時に書きましたが、感覚的にはなるべく施主としての経験値をもとに書いてみました。
基本的には配慮したことは間取り作成成功の糧になっていることなので使えるものがあれば役立ててみてください。
とうことで我が家の間取り・・・・でした。
では良い家づくりを。
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その1はこちらからどうぞ。
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