だんだんと温かくなってきましたね。
そろそろ雑草が勢力を拡大させてくる時期になりました。
そこで雑草対策によく使われる防草シートについて書いてみました。
防草シートとは、地表面に敷き込むシートのことで草が地表面に生えるのを抑制します。
敷いて専用のピンなどで止めるだけなのでDIYでも簡単に施工ができて効果が高いのが特徴です。
一見万能そうに見える防草シートなのですが、効果は永久ではなく条件によっては意外にも数年で草が生えてしまうこともあります。
※画像お借りしました。
防草シートの性能にはピンからキリまであって通常ホームセンターで売られているものでは5年~10年くらいのものが多いのではないでしょうか。
シートのグレードによって価格の差も素材も違うので購入予定の方は表示を確認する店員さんなどに確認してみましょう。
シートにも種類(グレード)がある!ということを覚えておくと更新のサイクルなどを把握して計画的なメンテナンスに繋げられると思います。
通常は、防草シートのから草が生える状況というと、劣化や敷き込みの施工不良などで隙間ができて草が生えてしまうのは例としてよくあげられています。
ただ実は、劣化の少ないしっかり隙間なく敷き込みされたシートでも草が生えてしまう例があります。
どういった例があるか紹介してみます。
実は、しっかり隙間なく敷き込みされたシートでも草が生えてしまう例があります。
それは草花の種子などが風に飛ばされて運ばれてきた場合などです。
でも種だけでは生えないのでは?と思いますが、
・風で土埃が堆積しそこに種子が飛ばされてきた場合
・雨で流されてきた泥水が防草シート状に泥を堆積させてそこに種子が飛ばされてくる場合
・靴の裏などに付いた泥などを履きこんできてしまった場合
などです。
こうしたことが繰り返されて結局のところ草が生えてしまいます。
コンクリート舗装などの隙間も同じ原理です。
シートはしっかり隙間無く敷き込まれているのに草が生えることもあります。と説明しましたが、自然由来の原因の場合と人為的な原因の場合があります。
自然が原因の場合には、ある程度あきらめが付きますが、人為的なものが原因の場合として、DIYなどで敷き込みの際に路盤(地面)の不陸や締固め(平らに均す作業や固める作業)がイマイチだと施工した時には見た目はキレイでも人が歩いた時なにど凹凸の原因になります。
そういった凸凹なども土が堆積しやすい環境をつくり結果として土が溜まり草が生える原因になります。
ようはしっかりと施工することが重要になってきます。
※画像お借りしました。
価格的な(品質の高低)と施工、あとは風や日当たりといった地域的、地理的ものも関係します。
防草シートは数年か長くても数十年定期的な交換をするのを前提に考えておくのも一案です。
防草シートは草対策として効果的なのですが、「永久ではない」という特性を理解しておくと更に効果的に対処ができるので維持管理の参考にしてください。
では、よい家づくりを
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