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今回は、意外と知られていない冷暖房(特にエアコン)の選び方について書きたいと思います。

これから書く内容は、知ってる方も多い話かもしれません。

◆◆ 目 次 ◆◆
■カタログやチラシの表記について
■なぜ過大になるの??
■ではどう選ぶのか。
■筆者ならこう選ぶ!!



■カタログやチラシの表記について


例えばこんなカタログや
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こんなチラシみたことありませんか?
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これらのカタログやチラシもそうですが、

・〇畳用
・木造〇畳~〇畳
・鉄骨〇畳~〇畳


という表記がされています。

これ自体は、表記に何ら問題はありません。

しかし、この表記(能力)の製品をそのまま自分の家の部屋の大きさに当てはめて設置するとほとんどの場合、スペック的に過大になります。


■なぜ過大になるの??

「〇畳」の表示には前提がある。そして表記は目安である。

簡単に書きますが、実は、この表示って、築古の「無断熱」の家を前提に表示されているからです。

なので、風が吹き込むような昔の基準の家と気密性、断熱性を備えた現在の基準の家を同じ表記に基づいて選ぶこと自体に無理があります。

前提のとなる家や部屋の環境や構造などの条件が違う。

一般的に表記されている畳数などの前提は南向きで日当たりのよい部屋みたいな前提があります。

エアコンなどの冷暖房は、それぞれの家や部屋によって日当たりや風当たりの環境が違うでしょうし、吹き抜けのある部屋や区画された部屋などでも大きく条件が異なってきます。

また、木造や鉄骨や鉄筋コンクリートの構造ごとに表記されていても階数や家の形などによっても条件が異なってきます。


■ではどう選ぶのか。


特に決まりはありません・・・

こればかりは、明確な決まりがないのが現状です。

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■筆者ならこう選ぶ!!


ただ、一般住宅で新基準の住宅であればという前提で、筆者であればこう選びますというものがあります。

住宅性能はタマホームを前提として、

「空間面積(畳数)×0.7(表示能力)」で選びます。

つまり10畳の部屋であれば、6畳~8畳用のものでOKということです。

(実際には、高気密高断熱といわれる家であれば空間面積(畳数)×0.5でも十分なくらいです。」)

ただし、「空間面積(畳数)」というのがポイントで、例えばリビングを温めたい場合にその部屋に扉や仕切りのない繋がった空間があれば、それを全てひとつの空間として面積を換算します。

単純にいうと容積で判定です。

なので、リビング階段のある部屋の場合、1階リビングが15畳、階段と2階の廊下部分を5畳あるとして20畳が空間面積として計算するようにします。

また、全館空調も同様に繋がった空間(他の熱源分は除く)として考えます。

要は、「家中あったかい→空間面積が大きい→その分エネルギーが必要」というように単純に考えてもらえればOKだと思います。

全館空調を採用している場合には、機器によっては、全室の温度を一定にしようとして自動で風量をコントロールする機能がありますのでコストを重視するならば暖める場所と暖めない場所をゾーン分けして運転を限定してもいいかもしれません。

また、空間面積が大きくなった場合には、効率と購入時の状況によってエアコンを数台に分ける方がいいです。
(ムラなく暖められる効果のほかに、購入時に2台目半額とか3台目は〇万円とかやってる家電店もありますし・・・)

というのが自身の冷暖房(特にエアコン)の選び方について考え方ですが、これが正しいわけではありません。

その家の環境や利用状況、そこに住む人の体調や生活スタイルによってその選択方法はそれぞれであるとも言えると思います。

ですので一つの冷暖房(特にエアコン)の選び方についての参考ということでお願いします。


では、よい家づくりを。

前回の記事はこちらからどうぞ。