2018年10月13日投稿 → 2020年3月25日更新
いつもお読み頂きありがとうございます。
今回は間取りについて雑談をしたいと思います。
テーマは、子供部屋のよくある間取りの考え方についてです。
過去に知人の家の新築の間取りの相談を受けた体験を基に書いてみたいと思います。
その知人は、地元エリアで展開するハウスメーカーで建築することになった訳ですが、ハウスメーカーの担当者から子供部屋の間取りについて、よくあるパターンで提案をされていました。
知人は子供が2人いる訳ですが、そのハウスメーカーの担当者は、「今は子供が小さいので、将来1人1部屋が必要になった時に2つに仕切れるように(入口2カ所、窓2カ所、収納2カ所で)造っておきましょう」とのことでした。(子供が増えた場合も同様の想定で読み替えてください。)
ブログ用に書いたイメージ図です。(収納を書くのを忘れましたww)
将来1人1部屋になった場合は、上の部屋の真ん中に間仕切り壁を入れる提案です。
こんな感じです。
この提案ってよくある子供部屋の間取りの考え方ですが、筆者は家を建てる側の視点に立つと、この考え方はおすすめしません。
(正しいとか間違っていると言う話ではないので注意してください。)
筆者の考え方は、最初から壁を作っておくことをお勧めします。
理由は、大きく2つあります。
1つ目は、壁を後から造作すると相当割高な費用になるからです。
言い方を変えると、壁がいらなければ撤去するだけですので、壁を造る費用と撤去する費用どちらが安いのか比較してもらえばいいかと思います。
ただ、前提となるハウスメーカー毎の料金体制次第となりますが、間仕切り壁があっても無くても料金が一緒ならば壁を設置しておきましょうという考え方の方がいいかもしれません。
多くのハウスメーカーが床面積当たりの単価を基に料金を算出し、1部屋あたりの面積や収納や窓が決まった数までは標準の料金に含めるといった料金体制になっていると思います。
つまり壁があっても無くても料金が変わらないのでその場合には、壁を最初から造っておくことをおすすめしますという意味です。(壁の有無で変わる場合もあります。)
また、その場合に可能であれば壁を撤去できるように床を仕上げたところに(将来撤去ができるように)間仕切り壁を入れてもらえると壁がいらなくなった時に自分でDIYで撤去ということも可能かもしれません。
2つ目は、用途性が良いからです。
どういうことかというと子供が小さいうちは、自分の部屋(子供部屋)で過ごす時間はある程度限られています。
多くの場合、寝る時だけやそれ以外はオモチャ置き場になっているのではないでしょうか。
例えば2つに分けておけば、一方の部屋は来客用や物置など別の用途に使うことも可能です。
結局のところ当時、前述した知人は壁を入れる選択をした訳ですが、今では子供の成長とともに1人1部屋の利用となっています。
子供の成長とともに生活費も増えていきますので、後から追加費用で壁を造るのはコスト的にも大変です。
逆に子供が成長し家を出るような状況になればその時に壁を取り払って広く使うのもいいと思います。
念押ししておきますが、この間取りの考え方については、正解、不正解はありません。
その人が考えて納得した間取りが正解です。
なのであくまで人それぞれですので参考ということでお願いします。
では、よい家づくりを。
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今回間取りの(収納を書き忘れたw)図面を書いたツールはJWCADです。
こちらで紹介していますので参考にどうぞ。
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今回は間取りについて雑談をしたいと思います。
テーマは、子供部屋のよくある間取りの考え方についてです。
過去に知人の家の新築の間取りの相談を受けた体験を基に書いてみたいと思います。
その知人は、地元エリアで展開するハウスメーカーで建築することになった訳ですが、ハウスメーカーの担当者から子供部屋の間取りについて、よくあるパターンで提案をされていました。
知人は子供が2人いる訳ですが、そのハウスメーカーの担当者は、「今は子供が小さいので、将来1人1部屋が必要になった時に2つに仕切れるように(入口2カ所、窓2カ所、収納2カ所で)造っておきましょう」とのことでした。(子供が増えた場合も同様の想定で読み替えてください。)
ブログ用に書いたイメージ図です。(収納を書くのを忘れましたww)
将来1人1部屋になった場合は、上の部屋の真ん中に間仕切り壁を入れる提案です。
こんな感じです。
この提案ってよくある子供部屋の間取りの考え方ですが、筆者は家を建てる側の視点に立つと、この考え方はおすすめしません。
(正しいとか間違っていると言う話ではないので注意してください。)
筆者の考え方は、最初から壁を作っておくことをお勧めします。
理由は、大きく2つあります。
1つ目は、壁を後から造作すると相当割高な費用になるからです。
言い方を変えると、壁がいらなければ撤去するだけですので、壁を造る費用と撤去する費用どちらが安いのか比較してもらえばいいかと思います。
ただ、前提となるハウスメーカー毎の料金体制次第となりますが、間仕切り壁があっても無くても料金が一緒ならば壁を設置しておきましょうという考え方の方がいいかもしれません。
多くのハウスメーカーが床面積当たりの単価を基に料金を算出し、1部屋あたりの面積や収納や窓が決まった数までは標準の料金に含めるといった料金体制になっていると思います。
つまり壁があっても無くても料金が変わらないのでその場合には、壁を最初から造っておくことをおすすめしますという意味です。(壁の有無で変わる場合もあります。)
また、その場合に可能であれば壁を撤去できるように床を仕上げたところに(将来撤去ができるように)間仕切り壁を入れてもらえると壁がいらなくなった時に自分でDIYで撤去ということも可能かもしれません。
2つ目は、用途性が良いからです。
どういうことかというと子供が小さいうちは、自分の部屋(子供部屋)で過ごす時間はある程度限られています。
多くの場合、寝る時だけやそれ以外はオモチャ置き場になっているのではないでしょうか。
例えば2つに分けておけば、一方の部屋は来客用や物置など別の用途に使うことも可能です。
結局のところ当時、前述した知人は壁を入れる選択をした訳ですが、今では子供の成長とともに1人1部屋の利用となっています。
子供の成長とともに生活費も増えていきますので、後から追加費用で壁を造るのはコスト的にも大変です。
逆に子供が成長し家を出るような状況になればその時に壁を取り払って広く使うのもいいと思います。
念押ししておきますが、この間取りの考え方については、正解、不正解はありません。
その人が考えて納得した間取りが正解です。
なのであくまで人それぞれですので参考ということでお願いします。
では、よい家づくりを。
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