2018年10月13日投稿 → 2019年08月03日更新

tamahome ブログ 内装 天井下地 プラスターボード

前回に引き続き内装の下地(天井部分)の話について書きます。

前回は、壁の下地について書いています。

まだの方は、よろしければこちらからどうぞ。


◇◇ もくじ ◇◇ 

■前回書き忘れたことの補足
■天井下地の話と我が家の施工状況
■下地の話と余談とまとめ



ちょっと前回書き忘れた(。・ω・)ノ゙ことがありました。

壁や天井の下地にプラスターボード(石膏ボード)の話をしたのですが、チェックポイントとして、水廻りに使われるボードは、居室などに使われるものと違い防水ボードと呼ばれる防水仕様のものが使われます。

という話を少ししたのですが、肝心の見分け方や比較できるものを記載しておりませんでした。

画像を付けて簡単に解説しておきますが、色で認識できると思いますので念の為チェックしてみてください。

我が家の施工写真で見ていただきたいと思いますが、色の違いはこんな感じでした。
tamahome ブログ 内装 天井下地 プラスターボード
色が明らかに違うのがわかると思います。

水廻りはどうしても通常のものだと湿気によってヨレやネジレなど歪の原因になり、クロスの剥がれたる原因になりやすいです。



で、ここから天井の下地の話になりますが、天井も基本的に壁と同じで木の下地を作ってそれにプラスターボードを留め付けていくという構造になります。
tamahome ブログ 内装 天井下地 プラスターボード
我が家の小屋裏(天井裏)の様子です。

梁などに吊木(つりぎ)桟木(さんぎ)とよばれるを打ち付けて木下地(もくしたじ)を作ります。

そして目に見える居室側からの視点の写真になりますが、先ほどの木の下地にプラスターボードを貼り付けていきます。
DSC05291
これは、キッチンの勝手口付近の天井の様子です。

(写真の丸い光は、ブラスターポードを切った時に出る粉がフラッシュに反射しています。オーブではないですよ。)

写真の両サイドの木が見える部分は、カップボード(右)と収納取り付け用の垂れ壁(下がり壁)です。

こちらは、玄関の下駄箱の天井部分です。
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こんな感じで仕上がっていきました。


チェックポイント

チェックポイントは、前回記事と冒頭で話をしたことと同じ要領
ですので前回記事を参考にしてもらえればと思います。

それと天井部分は、割付の目地の取り方が、「十」の字の形ではなく「T」の字の形になるようになるはずです。
プラスターボード 目地 割付
例外もあるのですが、これが割付の基本形になりますのでチェックしてみてください。



この下地がしっかりできていると凹凸が少なくなり、クロスの下地(目地)処理がスムーズに行えます。

目地の処理がスムーズにきれいに行えるとクロスの浮きや剥がれの予防にもなります。

それと、ホスクリーンやホシ姫サマなど吊りものの洗濯物干しなどを設置する予定がある場合には、このプラスターボードの下地を取り付ける前に、下地の補強をしてもらっておきましょう!

すぐに物干しに限らず、棚などを設置する場合にも同様です。

DIYなどをする場合には、前述した吊木(つりぎ)桟木(さんぎ)とよばれる木下地の位置を覚えておくのも有効です。

ということで壁と天井の下地の話について2回にわたって書いてみました。

参考にしてみてください。


では、では、よい家づくりを。



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