2018年9月11日投稿 → 2019年9月20日更新
最近の話としては、台風15号による風害が千葉県を中心に甚大な状況ですね。
ほかにも、 今年に起こったものでいうと新潟・山形で震度6強の地震が起きて被害が出ていたりしました。
大雨による被害も各地で起きています。
もはやこういった自然災害の話になると、工法や建材やメーカーがどうこうの話ではなく、防ぎようの無い状況であるようにも思えてしまいます。
しかしながら、家づくりにおいて、可能な限りできることは実践しておくことが大事なのは言うまでもありません。
ということで屋根材の特徴などの話を進めていきます。
ところで、瓦などの屋根に使われる仕上げ材料のことを屋根材と表現していますが、何種類くらいあるかご存知ですか?
焼き物(瓦)、スレート(瓦)、鋼板などが一般的ですが、そのほかにもセメント、茅、杉皮など自然素材が使われるケースもあります。
実は、この屋根材の違いよっても同じに建てていても建物の揺れに対する強度が変わるということについて話したいと思います。
なお、この説明は、どの屋根材を選択するかなどの参考となるような考える機会の提供を目的としていますので、屋根材の性能の是非を決定するものではありませんので誤解のないようお願いします。
なぜ、屋根材で強度が変わるのか、それは、単純にその重さが違うからです。
揺れの影響する状況としては地震や台風などの風が考えられます。
一般的には、焼き物、スレート、鋼板の順に重く、例えば耐震基準を満たしていない建物の屋根材を変えるだけで耐震基準をクリアさせるようなケースもあるほどです。
ちなみにこれが瓦屋根の外観
そしてスレートの瓦屋根の外観
最後に鋼板の屋根です。
重さを数字で示すと、製品によってまちまちですが、だいたい焼き物(瓦)は40kg/㎡、スレート(瓦)20kg/㎡、鋼板は5kg/㎡くらいです。
そうすると35坪くらいの家で屋根面積を60㎡だとすると、
・焼き物(瓦)は、2400kg
・スレート(瓦)は、1200kg
・/鋼板は、わずか300kg となります。
建物の屋根には、それそれの屋根材に応じた重さがかかっています。
ちなみに焼き物(瓦)は40kg/㎡といいましたが、実際は、もっと重いこともあります。
小さな家で控えめな家は強度的にも十分な家が多いなんてことが多々あります。
それとは逆に壁の無い広いリビング、大きな窓、豪華な瓦葺の屋根、大きな家は多くの人が憧れる理想的な家だと思いますが、強度の面では逆相関な状況になっていることもあるということがお分かりいただけたと思います。
もちろん今の家は全て基準をクリアするように造られていますので数値的な問題は一切無いはずですので過度の心配は不要です。
屋根材選びの参考にしてもらう程度でいいかもしれませんが「まずは知ることが大事」ということで、検討の材料にしてみてください。
では、よい家づくりを。
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続きはこちらからどうぞ。
今回は、屋根材について話をしたいと思います。
ちなみに前回のこのシリーズの記事は、直下率について書きましたのでまだの方はこちらからどうぞ。
最近の話としては、台風15号による風害が千葉県を中心に甚大な状況ですね。
ほかにも、 今年に起こったものでいうと新潟・山形で震度6強の地震が起きて被害が出ていたりしました。
大雨による被害も各地で起きています。
もはやこういった自然災害の話になると、工法や建材やメーカーがどうこうの話ではなく、防ぎようの無い状況であるようにも思えてしまいます。
しかしながら、家づくりにおいて、可能な限りできることは実践しておくことが大事なのは言うまでもありません。
ということで屋根材の特徴などの話を進めていきます。
ところで、瓦などの屋根に使われる仕上げ材料のことを屋根材と表現していますが、何種類くらいあるかご存知ですか?
焼き物(瓦)、スレート(瓦)、鋼板などが一般的ですが、そのほかにもセメント、茅、杉皮など自然素材が使われるケースもあります。
実は、この屋根材の違いよっても同じに建てていても建物の揺れに対する強度が変わるということについて話したいと思います。
なお、この説明は、どの屋根材を選択するかなどの参考となるような考える機会の提供を目的としていますので、屋根材の性能の是非を決定するものではありませんので誤解のないようお願いします。
なぜ、屋根材で強度が変わるのか、それは、単純にその重さが違うからです。
揺れの影響する状況としては地震や台風などの風が考えられます。
一般的には、焼き物、スレート、鋼板の順に重く、例えば耐震基準を満たしていない建物の屋根材を変えるだけで耐震基準をクリアさせるようなケースもあるほどです。
ちなみにこれが瓦屋根の外観
そしてスレートの瓦屋根の外観
最後に鋼板の屋根です。
重さを数字で示すと、製品によってまちまちですが、だいたい焼き物(瓦)は40kg/㎡、スレート(瓦)20kg/㎡、鋼板は5kg/㎡くらいです。
そうすると35坪くらいの家で屋根面積を60㎡だとすると、
・焼き物(瓦)は、2400kg
・スレート(瓦)は、1200kg
・/鋼板は、わずか300kg となります。
建物の屋根には、それそれの屋根材に応じた重さがかかっています。
ちなみに焼き物(瓦)は40kg/㎡といいましたが、実際は、もっと重いこともあります。
小さな家で控えめな家は強度的にも十分な家が多いなんてことが多々あります。
それとは逆に壁の無い広いリビング、大きな窓、豪華な瓦葺の屋根、大きな家は多くの人が憧れる理想的な家だと思いますが、強度の面では逆相関な状況になっていることもあるということがお分かりいただけたと思います。
もちろん今の家は全て基準をクリアするように造られていますので数値的な問題は一切無いはずですので過度の心配は不要です。
屋根材選びの参考にしてもらう程度でいいかもしれませんが「まずは知ることが大事」ということで、検討の材料にしてみてください。
では、よい家づくりを。
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