タマホームの基礎工事(土工)で発生する残土の処分方法と価格


基礎工事をする場合などに発生する残土についての話を色々な側面から解説していきます。

前回の記事がまだの方はこちらからどうぞ。


◇◇ もくじ ◇◇ 

■タマホームの残土処分は基本的に追加料金が発生
■残土処分の価格の算出方法と考え方
■条件によって価格は大きく異なる可能性がある!
■まとめ



タマホームで基礎工事をする場合に発生した残土は、通常料金外の追加費用として扱います。(例外として場内(敷地内)で敷き均せる少量の場合にはかからない場合もあります。)

これは、他のハウスメーカーや工務店でも同様の扱いをする場合が多いです。

なので、残土処分については、タマホームの手配する業者さんを頼らないで別の業者に頼んで処分してもOKです。

その方が料金を抑えられる場合もありますし、例えばその業者さんが外構などを併せてできる場合などは、その残土を再利用してもらったり、場合によっては無料で処分という可能性もあるかもしれません。

腕に自信のある方は、必要な要件を備えていれば自分で処分するというのも選択肢としてありだと思います。



ここで、概算的な残土処分の価格の決まり方(積算)について説明します。

一次単価(大雑把な)レベルの簡単な積算ですが、残土処分は、以下のように積み上げ(積算)を行います。

【前提条件】
・一般住宅で5km以内に処分場があると仮定
・埋め戻しを考慮して20㎥の残土を処分
・4トンダンプが利用可能なエリア
・作業時間は半日

積上(概算)の内訳としては、こんな感じになります。

1)重機借上料(0.1 ㎥)  20,000円/日
2)重機械送料(1式) 30,000円/往復
3)普通作業員(0.5人) 6,000円/半日
4)特殊作業員(0.5人)10,000円/半日
5)集積・積込・運搬(7,000円×7往復) 49,000円
6)処分費(3,000円×10㎥) 30,000円

合計 145,000円(税抜き)となるわけです。

が、業者さんによっても積算の表現や考え方が変わりますので内訳も変わる場合があります。

これは、ほんの一例を紹介した訳ですが、例えば最終処分場まで10kmとか、15kmとか離れていたり、処分単価が5000円位するところも多々ありますので、これらの前提が少しでも変わると価格は大きく変わり、たちまち2倍なんてこともあり得ます。
タマホームの基礎工事(土工)で発生する残土の処分方法と価格
※処分場のイメージ画像です。

また、言い方を変えると条件が良ければ10万円以下なんてこともあり得ます。


地元の業者さんなどは、これらの条件を都合よく満たしている場合が多いので、遠方から来たタマホームの下請業者さんより、地元業者さんの方が安価になる場合が多いと思います。

つまり価格は、その工事現場の条件によってかなりの差があることを認識しておきましょう。

自分で手配して、知人から重機やトラックを借りて処分も最寄りで出来たなんて事があれば、謝礼程度の負担で処分も可能になりますね。

だからといってタマホームの残土処分をおすすめしないという訳では決してありませんし、手配を一貫して責任施工してもらうことにも十分な意義がありますので、無理な判断や計画をしないように注意しましょう。



残土処分の話だけに限りませんが、前提となる条件によって価格は大きく異なりますので、額面だけで高い安いが判断できない部分もありますよ。という話でした。

価格の算出(積算)には、基本や基準となる単価は存在しますが、実勢価格は異なることが多いのでこれからという人は、複数の業者さんで見積もりを取ったりしてみるとよいでしょう。

ちょっとマニアックな話になりましたが、ほかの工事でも考え方は同様であることが多いので興味のある方は参考にしてみてください。

 
では、よい家づくりを。



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