今までは、着工前の準備の話題が中心でしたが、だんだんと施工のことについても触れていきたいと思います。
ただ、施工上で注意すべきことは、1つではありませんので一度では書ききれませんが、よくある勘違い?というかこれを知っておいて損はないであろう豆知識的なものをなるべく書きたいと思います。
今日は、コンクリートのことについてです。
コンクリートは、基礎工事や外構工事などで使われます。
いきなりですが、今年の夏は、例年になく特に暑いですね。
実は、この暑さがコンクリート工事の大敵なのです。
人(技術者)によっては、真冬のコンクリート工事より真夏のコンクリート工事の方が不安になるという方もいるくらいです。
なぜかというと、コンクリートの強度発現(硬化)というのは熱によっておこります。
真夏のコンクリート打設は、暑い中で行われるため、硬化が急すぎて強度が満たせないなどの品質低下や不良が最もおこりやすい時期なのです。
場合によっては、クラック(ひび割れ)やコールドジョイント(打ち継ぎの欠陥)という欠陥(施工不良)になってしまう場合もあります。
なので、夏場のコンクリートは、早朝や曇りの涼しいタイミングを狙って一気に打設するのが理想なのです。
さて、コンクリート打設後に雨が降って心配したり、水が溜まっていて心配している人をたまに見かけることがあります。
でも、安心してください。
夏のコンクリート打設後の養生中の雨は、恵みの雨なのです。
コンクリート工事における「養生」とは、コンクリートが呼び強度という基準の強度が出せるまでおいておくことと思っていただければOKです。
※養生→「ようじょう」と読みます。
なので養生中は、他に影響がなければ、毎日雨が降ってもいいと思いますし、極論ですが、基礎がプールのようになっていてもいいと思います。
↑↑こんな感じですww
でも基礎には、こんな感じの水抜きが付いてますので貯まることはありませんが・・
以上がコンクリート工事についての役に立つ話でした。
こういった情報がまだまだ沢山ありますが、一気には書けませんので少しずつ書いていけたらと思います。、
我が家のコンクリート(基礎)工事の建築備忘録はこちらからそうぞ。
前回の家づくり・マイホームの雑談:
ではよい家づくりを。
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