2018年8月22日投稿 → 2020年1月23日更新
家づくりを始める際にどうしたらよいか迷う問題のひとつに土地選び(土地探し)があると思います。
恐らく家づくりをする業者さん選びや間取りを検討するのと同じくらいかそれ以上に土地探しに時間を費やす人もいるでしょう。
そんな時に土地の情報を収集するために誰でも使えて、気軽に情報を調べることのできるサイトをいくつか紹介したいと思います。
公示地価(地価公示)とは、毎年1月1日時点を基準日として各地の代表的な地点について国土交通省がその地価の基準となる価格を公表する制度になっています。
この公示された地価(土地の価格)は、一般の方が行う土地取引価格の価格の指標となるだけでなく、公共用地の取得価格の算定基準などになっていたり、多くの取引価格の基準として使われるものになります。
この公示地価についてですが、国土交通省で全国各地のものを調べられるようになっています。
土地総合情報システム
国土交通省地価公示・都道府県地価調査
取引の価格決定の参考や傾向を知るために使うことができます。
公示地価と同じ国土交通省のシステムになりますが、こちらは実際売買された価格と土地の場所を調べることができるようになっています。
このデータは実際に土地取引をした方から得たアンケート結果を集めた情報になります。
土地を売買された方は、国土交通省からアンケートが郵送されてきませんでしたか?
このシステムは実際に土地探しをする場合にリアルな価格を知ることができるので、土地探しをしている方が価格を参考にする場合に役に立つと思います。
土地総合情報システム
不動産取引価格情報検索
今回は、さらに一歩踏み込んで、その土地が過去にどのような災害の歴史をもっているか、地盤の状況はどうなのかということについて誰でも調べることのできる方法をご紹介します。
まずは、天災などの災害や地滑りなどのなどその土地がどのような土地に指定されているかについてです。
調べ方は、簡単で、管轄する市区町村のHPか窓口などで閲覧することができます。
例えば埼玉県さいたま市を一例にして調べてみたいと思います。
「さいたま市 ハザードマップ」で検索してみると・・・
こんな感じの検索結果です。
これで市内の状況は概ねわかりますね。
埼玉県さいたま市の防災カルテ:公式サイトへ
埼玉県さいたま市のハザードマップ:公式サイトへ
同じ要領で「埼玉県 災害指定区域」で検索してみると、地滑りや土砂災害などの状況も調べることができます。
こんな感じで調べることができますので、居住予定の自治体のHPなどを調べてみてください。
最近では、ハザードマップの内容が改訂されていたりもしますで既に居住を開始している方は防災の観点から改めて確認しておくのもいいかもしれませんね。
では、地盤のことを調べるにはどうするか。
実は、地盤調査のデータをマップにしている会社がいくつか存在します。
※画像は地盤ネットさんからお借りしました。
例えば「地盤ネットホールディングス株式会社」こちらの会社のサイトでは、マップをフリーで公開しています。
↑↑をクリック(スマホだと厳しいかも・・)
同じく「ジャパンホームシールド株式会社」さんでもマップをフリーで公開しています。
このような感じですぐに調べることができます。
過度な調査は、逆に不安を抱いてしまうだけになりますので、あくまで参考程度に利用することをお勧めしますが、最近では、毎年のように災害がおきていますのでこういった情報に感心が高まっているようです。
また実際に災害の起きた地域の多くは、なんらかの指定地区になっていたり、過去にそういったことのあった痕跡をのこしていることが多いのも事実ですので、こう言った情報を選択肢の一つとして活用していただくのもいいかもしれませんね。
ということでほんの一例ですが、家づくり・マイホームの土地選びで使える情報サイトの一例を紹介させていただきました。
では、よい家づくりを。
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