2018年8月7日投稿 → 2020年1月28日更新
マイホームについて資金計画を考える際に考慮してほしいことについて書きます。
家づくりにかかるお金は、
・建物
・土地
・家具・家電
・引っ越し
・保険
などなど多くの費用がかかってきます。
もちろんこれだけではないのですが、こういったマイホームを取得するまでの費用は、打ち合わせなど計画の段階で把握しやすいので準備できるのではないかと思います。
そのほかにも新居への引っ越しに伴って居住地が変わるとライフスタイルが変化するので通勤や日常生活にマイカーが必要になったりします。
このあたりの日常で想定できる費用はそんなに心配いらないのかと思いますが、とにかく色々な費用が必要になってきますね。
建物に関する話でいうと、現在使われる建材の多くは相対的には長期にわたって利用できる性能の良いものが多ので20年から30年は使えるものが多いです。(それ以下のものも当然ありますが・・)
また、ハウスメーカーや工務店など業者さんの採用する建材などでも2倍以上耐用年数の違う製品もあるので製品のグレードに違いはありますが、ハイグレードな建材を使えばかなり長期的にはメンテナンス不要でいられる可能性もあります。
※ケイミューさんからお借りしました。
それとは反対にこういったグレードの良いもので長期間維持できるものもあれば、どうしても性質上10年から15年くらいで交換が必要になってきたり、性能が維持できなくなってきてしまうものもあります。
例えばエコキュートなどの設備機器類。
ヒートポンプといわれる熱交換機能を利用しますが、このヒートポンプ自体の性能が維持できるのは10年から15年ほどと言われています。
実際製造メーカーでも「性能部品」と呼ばれるその製品の性能を維持するために必要な部品については、エコキュートなどでは、製造中止から10年とされています。
※日立さんからお借りしています。
つまりは10年を過ぎたあたりから部品がなくなったり不具合などが発生しやすくなる可能性が高まることがあるということです。(もちろん全てがそういうわけではありません。)
では、何を考慮しなければいけないのか・・・
それは修繕などのメンテナンス費用です。
なぜ計画段階で考慮してほしいのかというと、何も想定していないところでいきなり故障などが発生して数十万円の支出は誰でも厳しいと思います。
例えばですが、それを予め月3000円づつ準備していれば、10年後には360,000円になります。
エコキュートならば新品に交換することも可能です。
月5,000円ならば10年後には600,000円になりますし、20年使えれば20年後には1,200,000万円準備できることになります。
なのでそういった費用について、はじめは月1,000円からのスタートでもいいと思いますので考慮しておくことが重要だと考えています。
そうでなくても、それぞれ事情はあると思いますので心の準備だけでも良いので、とにかく「想定していなかった」ということだけは避けてほしいと思います。
家を買う時に、売る事だけに専念する営業さんだったりするとメンテナンスのことについては、アドバイスはしてもらえないかもしれません。(売上落ちますからね・・・)
相対的な話ではありますが、建材メーカーの保証や性能を考慮しても住む環境や使い方で20年に1回は各々機械器具や設備機器、あるいは外壁や屋根などの修繕やメンテナンスが必要なることが多いと想定できます。
もちろん、それ以上の場合もそれ以下の場合もあるということですが、とにかく見込んでおくことが重要で修繕が不要になった場合には、それは余裕資金となりますのでリフォームやそれ以外の資金とすることもできます。
そんなことも踏まえて考慮してほしいことについて書いてみました。
想定しておくことだけでも将来差が出ます。
これからという人は、来月からでもいいので想定(実践)してみませんか。
ではよい家づくりを。
よろしければポチッとお願いします。
にほんブログ村
タマホーム(一戸建)ランキング
前回の記事はこちら
コメント