2018年11月12日投稿 → 2019年9月22日更新→2022年10月30日更新
今回は、Ⅰ地域、Ⅱ地域の情報を入手できたところでタマホームの断熱材(天井・壁・床)の仕様をⅠ~Ⅶ地域までの全ての省エネ地域の区分別に分けて、比較と一覧を作成したので記録しておきたいと思います。
省エネ区分の話は後述しますのでまずは、タマホームの代表的なシリーズである大安心の家の全国の対応状況を見てみたいと思います。
タマホームの地域区分別のシリーズの対応はこんな感じになっています。
※タマホームのパンフレットから頂きました。
ちなみにこれらはそれぞれのシリーズがそれぞれの地域区分に必要な基準を満たした仕様になっているので、基本単価が異なります。
同じ間取りの家を造ったとしてもこの地域ごとの住宅性能を満たすために単価差は2万円から4万円くらい変わってきます。
つまりタマホームの断熱材(天井・壁・床)についても省エネ地域区分ごとにその厚さや仕様が変わるということです。
それでは、一覧ですが、それぞれの仕様はこんな感じになっています。
なお、タマホームでは、発泡ウレタン(ウレタンフォーム)の断熱材も利用できますが、今回の話では割愛します。
ちなみに細かい話になりますが、平成28年に行われた省エネ法という法律の改正によって地域区分が変わり現在7地域に区分(沖縄を入れると8地域)されています。
今回の札幌支店でのモニタリングでパンフレットを貰って気が付いたのが、タマホームの商品ラインナップのⅠ地域、Ⅱ地域の断熱材の仕様がⅢ~Ⅶ地域と決定的に違うということでした。
Cの部分ですが、基礎断熱となっていて家を断熱材で包むような断熱構造になっているようです。
これについては、知りませんでした・・・。
Ⅲ地域以南の温かい地域区分の仕様では、この基礎部分の断熱構造にはなっていませんのでモニタリングした甲斐がありました。
高断熱シリース大地の家の断熱材や玄関ドア、サッシなどの地域別仕様はこちらから
断熱材の厚さや仕様については、どのハウスメーカー(工務店)でも地域ごとに差がついていると思います。
そして、メーカーによってそれぞれに特徴のある断熱構造を用意している状況です。
そんな中タマホームでは、ごく普通のオーソドックスな断熱仕様となっています。
また、必要な断熱性能については地域や製品を考慮したシリーズごとのパッケージになっていますので安心して選択できる内容(性能)になっていると思います。
あと、個人的なおすすめとして、タマホームではそれぞれのシリーズの標準の断熱材にオプションで更に断熱材の仕様を変更したり厚くしたり吹込みに変更したりといった対応が可能です。
これらは、料金的にも比較的廉価で断熱性能を上げることができるのでおすすめで効果の高いオプションの使い方なのではないかと考えています。
ということでタマホームの断熱材(天井・壁・床)を一覧で比較できるように作成してみたのでその紹介でした。
断熱材の話は色々と整理して伝えたいこともありますので、また別の機会に記事にしていきたいと思います。
また、記事は仕様が変更になり次第随時更新します。
何か間違いがあればコメントお待ちしています。
では、よい家づくりを。
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関連記事はこちらからどうぞ。
先日行った北海道に旅行の際にモニタリングと称して、タマホーム札幌支店にお邪魔してきました。
なかなかⅠ地域、Ⅱ地域のタマホームの仕様を確認する機会がなかったので、自分の目で見て確認することができたことは大きな収穫でした。
前回記事はこちらからどうぞ。
タマホーム 高断熱仕様の大地の家シリーズの断熱材や玄関ドア、サッシなどの地域別仕様についての詳細記事を公開しました。3~7地域の詳細まで書いているのはこのブログだけ(公開日現在)だと思います。
今回は、Ⅰ地域、Ⅱ地域の情報を入手できたところでタマホームの断熱材(天井・壁・床)の仕様をⅠ~Ⅶ地域までの全ての省エネ地域の区分別に分けて、比較と一覧を作成したので記録しておきたいと思います。
省エネ区分の話は後述しますのでまずは、タマホームの代表的なシリーズである大安心の家の全国の対応状況を見てみたいと思います。
タマホームの地域区分別のシリーズの対応はこんな感じになっています。
※タマホームのパンフレットから頂きました。
ちなみにこれらはそれぞれのシリーズがそれぞれの地域区分に必要な基準を満たした仕様になっているので、基本単価が異なります。
同じ間取りの家を造ったとしてもこの地域ごとの住宅性能を満たすために単価差は2万円から4万円くらい変わってきます。
つまりタマホームの断熱材(天井・壁・床)についても省エネ地域区分ごとにその厚さや仕様が変わるということです。
それでは、一覧ですが、それぞれの仕様はこんな感じになっています。
なお、タマホームでは、発泡ウレタン(ウレタンフォーム)の断熱材も利用できますが、今回の話では割愛します。
地域区分 | 天井:吹込グラスウール | 壁:押出法ポリスチレンフォーム | 基礎:押出法ポリスチレンフォーム |
---|---|---|---|
Ⅰ地域 | 13K 300mm以上 | 3種 75mm | 3種 75mm |
Ⅱ地域 | 13K 300mm以上 | 3種 75mm | 3種 75mm |
地域区分 | 天井:高性能グラスウール | 壁:高性能グラスウール | 床:押出法ポリスチレンフォーム |
---|---|---|---|
Ⅲ地域 | 13K 210mm以上(吹込) | 20K 105mm | 3種 95mm |
Ⅳ地域 | 14K 155mm | 20K 105mm | 3種 65mm |
Ⅴ地域 | 14K 155mm | 14K 105mm | 3種 65mm |
Ⅵ地域 | 14K 155mm | 14K 105mm | 3種 65mm |
Ⅶ地域 | 14K 155mm | 14K 105mm | 3種 65mm |
※基礎スラブ下の断熱材は、押出法ポリスチレンフォーム t=20(Ⅰ~Ⅲ地域のみ確認)
※Ⅲ地域の天井の断熱材は吹込グラスウール
いかがでしょうか。
Ⅰ・Ⅱ地域とⅤ・Ⅵ・Ⅶ地域を比較すると厚さも断熱材の材料も相当な違いがあるのがお分かりいただけるかと思います。
ちなみに細かい話になりますが、平成28年に行われた省エネ法という法律の改正によって地域区分が変わり現在7地域に区分(沖縄を入れると8地域)されています。
端的に言うとその地域区分ごとに住宅の断熱材厚さなどの仕様が定められていて、住宅の性能を等級や数値でわかりやすく見える化する制度として「住宅性能表示制度」があります。
タマホームの家については、「省エネルギー対策等級」という等級制度の最上位である4等級の性能が確保されている仕様になっていて、それが前段の図と表になっています。
参考までにですが、省エネルギー対策等級4というのは、住宅の省エネルギー基準と同等の性能となっています。
今回の札幌支店でのモニタリングでパンフレットを貰って気が付いたのが、タマホームの商品ラインナップのⅠ地域、Ⅱ地域の断熱材の仕様がⅢ~Ⅶ地域と決定的に違うということでした。
Cの部分ですが、基礎断熱となっていて家を断熱材で包むような断熱構造になっているようです。
これについては、知りませんでした・・・。
Ⅲ地域以南の温かい地域区分の仕様では、この基礎部分の断熱構造にはなっていませんのでモニタリングした甲斐がありました。
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断熱材の厚さや仕様については、どのハウスメーカー(工務店)でも地域ごとに差がついていると思います。
そして、メーカーによってそれぞれに特徴のある断熱構造を用意している状況です。
そんな中タマホームでは、ごく普通のオーソドックスな断熱仕様となっています。
また、必要な断熱性能については地域や製品を考慮したシリーズごとのパッケージになっていますので安心して選択できる内容(性能)になっていると思います。
あと、個人的なおすすめとして、タマホームではそれぞれのシリーズの標準の断熱材にオプションで更に断熱材の仕様を変更したり厚くしたり吹込みに変更したりといった対応が可能です。
これらは、料金的にも比較的廉価で断熱性能を上げることができるのでおすすめで効果の高いオプションの使い方なのではないかと考えています。
ということでタマホームの断熱材(天井・壁・床)を一覧で比較できるように作成してみたのでその紹介でした。
断熱材の話は色々と整理して伝えたいこともありますので、また別の機会に記事にしていきたいと思います。
また、記事は仕様が変更になり次第随時更新します。
何か間違いがあればコメントお待ちしています。
では、よい家づくりを。
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