前回は、被災建物の状態を判定する応急危険度判定士のことと地震災害時の注意事項について書きました。
まだの方は、併せてこちらもどうぞ。

前回記事:


◆ 目 次 ◆
■今回のテーマは?
■玄関ドアの鍵の種類ってどんな感じなの?
■どんなリスクがあるの?
■対策済みの鍵もある!
■知っておく、想定しておくことが大事!



■今回のテーマは?


今回の北海道の地震では、多くの人が停電や断水などインフラの不通による影響を受けています。

災害に強い家づくり・マイホームの検討の際に必要なこととして、今回は、玄関ドアの「鍵」について触れていきたいと思います。


■玄関ドアの鍵の種類ってどんな感じなの?


最近では、玄関の鍵にもかなりの豊富なバリュエーションが用意されていて

・オートロック(自動施錠)
・暗証番号で開錠
・指紋認証
・タッチするだけ
・ICカードキー
・スマートフォン
・その他

などの多彩なラインナップになっています。

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※画像は、YKKAPさんからお借りしています。

また、メーカー別のシリーズでは、

LIXIL(リクシル)・・・エントリーシステム
YKKAP・・・スマートドア
三共アルミ・・・玄関ドアスマートキーUBキーガル

などがあります。


そして鍵には、

・電気を電源として利用するもの

・電池を電源として利用するもの

・電池や電気などの電源を必要としないもの



などがあって、平時の利用の際には、どれも便利なものばかりです。
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※画像は、YKKAPさんからお借りしています。


■どんなリスクがあるの?


この便利な鍵について、ちょっと見方を変えて災害時にはどうなるかそのリスクをみましょう。
なお、このリスクについての説明は、どの鍵を選択するかなどの参考となるような考える機会の提供を目的としていますので、鍵の性能を否定するものではありませんので誤解のないようお願いします。



電池や電気などの電源を必要としないものは、従来のものとして割愛し、電気や電池を使うカギのリスクについて簡単に説明します。


・電気を使用するものについては、通常の送電網から得た100V電力を使いますので、今回の地震停電のような場合、鍵が使えなくて家に入れないという場合があります。

・スマートフォンなどを使うカギは、端末の充電切れで使えない、または、限られた端末の充電を鍵の開閉に利用しなければならないなどの状況になります。

・地震の際には、着の身着のままで避難する状況になりますので、オートロックなどの場合に再び家の中に入る場合には、一苦労なんていう状況も想定されます。

・また、家の中に閉じ込められたりした場合、ドアが開けられず玄関からの救助が難しくなることも考えられます。

・電池を使うカギの場合、肝心な時に電池が切れて使えないなんてことも・・冬の災害だったりするとゾッとしますね。


■対策済みの鍵もある!


すでに前述したような状況に鍵ごとに対策されている場合もありますし、玄関とは別に勝手口を設けることで解決する場合もあります。

全てのケースをカバーしている訳ではありませんが、例えば、YKKAPのシリーズでは、電気or電池を選択することができますし、キーレス操作が出来て、停電や電池切れの際には、非常用の鍵を使って開けることができます。

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※画像は、YKKAPさんからお借りしています。


当然の話にはなりますが、色々な性能を兼ね備えていると高価になりますし、電池や電気などの電源を必要としないものは安価になります。

コストパフォーマンスとして、どちらがいいかは、使う人のスタイルやシーンによって異なると思います。


ちょっと不安を煽るような内容になってしまいましたが、それぞれの考えに基づいて選択していくといいと思います。

あとは、すぐに対応してくれる業者を知っておくこともありですね。



■知っておく、想定しておくことが大事!



いつも書いていますが、知っておくことが大事なので少しでも「想定外」をなくしておきましょう。

では、よい家づくりを。