2018年9月6日投稿 → 2019年8月29日更新

災害に強い家づくり & マイホームのための豆知識-2

今回は、玄関ドアの鍵(キー)について災害や防災などの側面から書いてみたいと思います。

前回は、災害対応や防災対策について書きましたのでまだの方はこちらからどうぞ。


◇◇ もくじ ◇◇ 

■なぜ玄関ドアの鍵(キー)について考えるのか
■玄関ドアの鍵の種類ってどんな感じなの?
■過去の事例とリスクの検討
■選択はあくまで自由
■玄関ドアの鍵(キー)の話まとめ



建物には色々な法令が関係してきますが、特に出入口や通路といった部分は建物の規模や用途によって様々な制限を受けるようになります。

例えばちょっとした大き目の公共施設などは、出入口は避難できるように2カ所以上設置されていたり、階数が複数ある建物は2つ以上階段があったり、高層の建物には屋外に階段が付いていたりします。

これらは、デザイン的なものではなく決められたルールによって設けられているもので、建物を利用する人にとっていざという時に必要かつ重要な意味をもっているものなのです。

極端にいえば、一般住宅の玄関も同じようなことが言えます。

いざという場合の避難や救助の出入りが想定されたり、何もない通常の利用では感じなかったことが、予測不能な災害などの際に問題になったりする中で、そういった部分が対策されてきた経緯があります。

そんなことも踏まえながら災害に強い家づくり・マイホームを考える際に必要なこととして、今回は玄関ドアの「鍵(キー)」について触れていきたいと思います。

地震や台風による風害や大雨による水害などで停電や断水などインフラの不通による影響を受けたとき、場合によっては玄関の開閉に影響することもあるかもしれませんのでケースを想定しながら説明していきます。



ところで、玄関ドアの鍵(キー)にはどのようなものがあるか見てみたいと思いますが、種類についてはデザイン的な部分に関連するところもあるので皆さんの方が詳しいかもしれません。

最近では、玄関の鍵にもかなりの豊富なバリュエーションが用意されていて

・オートロック(自動施錠)
・暗証番号で開錠
・指紋認証
・タッチするだけ
・ICカードキー
・スマートフォン
・その他

などの多彩なラインナップになっています。(一例です。)

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※画像は、YKKAPさんからお借りしています。

また、メーカー別のシリーズのでは、

LIXIL(リクシル)・・・エントリーシステム
YKKAP・・・スマートドア
三共アルミ・・・玄関ドアスマートキーUBキーガル

などがあります。(一例です。)


そして鍵には、

・電気を電源として利用するもの

電池を電源として利用するもの

・電池や電気などの電源を必要としないもの


などがあって、平時の利用の際には、どれも便利なものばかりです。

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※画像は、YKKAPさんからお借りしています。



この便利な鍵(キー)について、ちょっと見方を変えて災害時にはどうなるかそのリスクをみてみましょう。

なお、このリスクについての説明は、どの鍵を選択するかなどの参考となるような考える機会の提供を目的としていますので、鍵の性能に優劣を付けるものではありません。


電池や電気などの電源を必要としないものは、従来のものとして割愛し、電気や電池を使うカギのリスクについて簡単に説明します。


・電気を使用するものについては、通常の送電網から得た100V電力を使っていると地震による停電があったとき鍵が使えなくて家に入れないという場合があります。

・スマートフォンなどを使うカギは、端末の充電切れで使えない、または、限られた端末の充電を鍵の開閉に利用しなければならないなどの状況になります。

・地震の際には、着の身着のままで避難する状況になりますので、オートロックなどの場合に再び家の中に入る場合には、一苦労なんていう状況も想定されます。

・また、家の中に閉じ込められたりした場合、ドアが開けられず玄関からの救助が難しくなることも考えられます。

・電池を使うカギの場合、肝心な時に電池が切れて使えないなんてことも・・冬の災害だったりすると危険と隣り合わせの場合も。



すでに前述したケースについては、鍵ごとに対策されている場合もありますし、玄関とは別に勝手口を設けることで解決することも選択肢のひとつです。

また、最近では説明したケースを全てカバーできるような対策済みの鍵(キー)もあります。

例えば、YKKAPのシリーズでは、電気or電池を選択することができますし、キーレス操作が出来て、停電や電池切れの際には、非常用の鍵を使って開けることができるものもあります。
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※画像は、YKKAPさんからお借りしています。 

当然の話にはなりますが、色々な性能を兼ね備えていると高価になりますし、電池や電気などの電源を必要としないものは安価になります。

コストパフォーマンスとして、どちらがいいかは、使う人のスタイルやシーンによって異なると思います。



ちょっと不安を煽るような内容になってしまいましたが、それぞれの考えに基づいて選択していくといいと思います。

正解や不正解といったものはありません。

前回の記事でも書いていますが、知っておくことが大事なので少しでも「想定外」をなくしておきましょう。

あとは、緊急時にすぐ対応してくれる業者を知っておくこともありですね。

ということで色々と書きましたが、引き続き関連する記事何回かにわたって書いていきたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。


では、よい家づくりを。


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